すべては笑われる景色

6月から週5で出社することになって、初日の今日、わたしに仕事を教えてくれてた先輩のやり方が違かったことで、上司から先輩がめちゃくちゃ怒られてしまった。

 

 

怒った側の人の言ってたことが正しいし、真剣だからこそ声をはりあげてるのもめちゃくちゃわかった。

でも先輩が親切で教えてくれて、わたしはそれにずっと救われてたのに、「自分のせいてごめんね」と言わせてしまって、

それがしんどくて、帰りに歩きながら泣いてしまった。

 

 

なんだかんだ今の仕事を始めてから2回に1回は泣きながら帰っている。

でも泣いたら気持ちが整理できるしスッキリするから、これからも何かあったら泣きながら帰りたい。

 

 

 

 

 

躁鬱のせいで未だに、月に1度は通院しなきゃいけない。

電車で通院するのは手間だし、診察料も薬代もチリツモで、そう考えたら、なんで自分はこんな状態なんだろうと思う。

でも睡眠薬を飲まないと寝れないし、精神安定剤は飲み忘れることはないけど、多分飲まないとすごく気持ちが不安定になる。

 

 

でも躁鬱になって、よかったと思うこともある。

 

 

嫌な人に出会ったとき、この人はなんでこんなことしてくるんだろう、と、調べるくせがついた。

友達に躁鬱のことを話して、理解してくれる人ばかりで、改めて自分の友達はめちゃくちゃ優しいと気づいた。

noteやブログを書くようになって、思わぬ人からわたしの文章を褒めて貰えた。

人には色々あるんだと気づいたから、ちょっとだけど、悩んでる友達の話を親身になってきいてあげられるようになった。

 

 

そしてまだアルバイトだけど、転職もできた。

 

新しい環境には今まで一緒に仕事をしなかったような人がたくさんいるけど(例:若い男)

新しいあだ名をつけてくれたり、メッセージ付きで栄養ドリンクをデスクにおいてくれたり、本当に優しいひとがたくさんいて大変救われている。

 

 

今日の職場の空気は良くはなかったけど、こんなことは初めてじゃないだろうし、

明日になったらまたいつものようにみんな出社して、何食わぬ顔で各々の仕事をするんだろうと思う。

 

 

でも好きな人が苦しんでるのは相変わらずしんどいし、

これからも生きていくためには、こんな自分を肯定するより、耐えることを覚えなきゃいけないんだなと思って、気持ちがいっぱいいっぱいになりました。

 

 

 

 

 

イデア / 星野源