肩にかけたカバンのねじれた部分がもどかしい
三ヶ月ぶりに美容室へ行きました。
髪は伸びっぱなしで、一日に3本くらい枝毛を見つけるほど傷んでました。
担当の美容師さんとも三ヶ月ぶりに会いました。相変わらず、WANIMAにいそうな顔をしてました。
最近はコロナの影響でクソ暇だったけれど、ここからクソ忙しくなると言っていました。
美容師さんとはminimoという、アプリで出会いました。
ホットペッパービューティーは「店」ごとで登録されているのに対し、minimoは「美容師さん個人」で登録されています。
2018年くらいに見つけて、安そうだったのでお願いして以降、私の髪を切るのはWANIMAさんだけです。
ただでさえ美容室に行くのは楽しいし、ワクワクします。
ダイエットよりも整形よりも手軽で、「その場へ行く」という行為だけで、あとはだれかにお任せすれば、新しい自分に出会える、というのは、すてきなことです。
WANIMAさんはその中でもめちゃくちゃ優秀な美容師さんに見えます。
全然話しかけてこないのに、私がどうなりたいかを読み取って、期待をはるかに超えることをしてくれます。
たまに話しかけてくるときはめちゃくちゃ早口で、特に文の後半は何を言ってるのかマジで分からなくて、そんなWANIMAさんが私は面白くて好きです。
今日は珍しく、WANIMAさんが話しかけてきました。転職することを前に話していたので、新しい仕事はどうですか~というシンプルな内容でした。
あれだけいままで話さなかったのに、最近のつらいことを話し出したら止まらなくなって、感情も止まらなくなって、少し泣きました。
私がマスクをしていたのでWANIMAさんはあんまり気づいてなかったかもしれないし、気づいててあえてなにも言わなかったのかもしれませんが、
「いやなことしてくる人は無視したらいいんだよ~」みたいなことを多分言ってくれました。勿論早口なので何言ってるか分かりませんでした。
こうやって一人で行けて、普段の自分とは関わりのないだれかに気持ちを吐き出せるというのも、美容室という場所のもつ魅力なんだなと、今更気づきました。
緊急事態宣言も終わり、これから忙しくなる業界ではあると思うけど、無理しない程度で、これからもワクワクを届けるひとたちであってほしいです。
帰りにパスタ屋に行きました。
新人のおじさんが働いてて、私にフォークを持ってくるのを忘れました。
「まだ慣れてなくて、」と笑いながら謝られて、こっちも笑いました。おじさんも頑張ってほしいです。
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愛す / クリープハイプ